こんにちは。進学アドバイザーの山名です。
2020年4月、札幌大通に本学が開校してから早いもので1年が経ちました。
本学は、情報ビジネス専門学校からの分離独立で公務員指導実績は35年です。
2年目になる今年度も、吉田学園公務員法科専門学校(修学支援制度対象校)をよろしくお願いいたします!
高校生の皆さん、進路活動は進んでいますか?
ここでは、連載ものとして公務員の情報を発信しています!
公務員についてご自身で調べている方も、まだまだ模索中の方も、どうぞお付き合いくださいね。
前回のおさらいはこちらからどうぞ↓
公務員試験の内容について⑥【適性試験】
公務員になりたいと思ったものの・・・
公務員試験ってどんな試験なんだろう?
どういう流れで進むものなんだろう?
こういった疑問がある方は非常に多いかと思います。
そんな声にお応えして!公務員試験の内容についてシリーズで更新しています!
本日は、適性試験の出題方法について第二弾です。
適性試験とは、事務処理能力の早さや正確性を問われる試験のこと。
前回は、内容、分類についての説明をしました。
今回は、出題方法についてご紹介します!
【出題例】
前回紹介した5つのパターンの中から、3つが交互に出題されるスパイラル方式で行われます。
NO. 1~NO. 10→計算
NO. 11~NO. 20→照合
NO .21~NO. 30→空間把握
NO. 31~NO. 40→計算
NO. 41~NO. 50→照合
NO. 51~NO. 60→空間把握
NO. 61~NO. 70→計算
NO. 71~NO. 80→照合
NO. 81~NO. 90→空間把握
NO. 91~NO.100→計算
NO.101~NO.110→照合
NO.111~NO.120→空間把握
このように、計算→照合→空間把握と10問ずつ解答した後、また同じ形で計算→照合→空間把握が出題されます。
つまり、1つの作業だけを課すのではなく、異なる3つのパターンを交互に課すやり方になっています。
これをスパイラル方式といいます。
【採点方法】
いくら解答しても間違っていれば意味がありません。
これは職務にも言えることで、いくら速く作業をしてもミスが多くては仕事とは言えませんよね。
この職務の適性と照らし合わせて、採点は減点法が取り入れられています。
減点法とは、その正答数にだけにによって採点されるのではなく、誤答数も採点する方法のことです。
適性試験の場合、
正答数-誤答数=適性試験の得点
となります。
こうすることによって、単にスピードだけではなく正確さも採点しているのです。
また、適性試験では「無回答」(空欄)も誤答として採点されます。
したがって飛ばせば飛ばすだけ減点されるので、飛ばして回答すると損になります。
※注意
「無回答」というのは、自分が時間内に回答した一番最後の問題より前にある、解答していない問題のことを指します。
ではここで、得点の例をあげます。
解答数 | 正答数 | 誤答数 | 無解答 | 得点 | |
A | 92 | 91 | 1 | 0 | |
B | 87 | 68 | 19 | 0 | |
C | 115 | 73 | 2 | 40 |
これを見ると、一目瞭然ですね。「速いからいい」というわけではありません。
速さも必要ですが、やはり第一は正確性です!
次回は第三弾、解答方法と対策方法にについてご説明します。
お楽しみに。
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