札幌大通で公務員を目指す。公務員指導実績は36年の吉田学園公務員法科専門学校(修学支援制度対象校)をよろしくお願いいたします!
ここでは、公務員の情報を連載していきます!
ご自身で調べている方、模索中の方にも公務員について興味をもっていただけたらと思いますのでお付き合いください😌
前回のおさらいはこちらから👀
公務員試験の内容について②
公務員になりたい!と思ったものの…
公務員試験ってどんな試験なんだろう?
どういう流れで進むものなんだろう?
と、疑問を持つ方も多いと思います。
そんな方のために!
公務員試験の内容についてご説明します!
前回は教養試験の問題の内容についてご紹介しました。
皆さんが高校の授業で学習する分野ももちろんありますが、聴いたことのない名前の分野もあるはずです。
それは…
一般知能という3つの分野です。
「数的処理」とは、国家・地方公務員の教養試験で出題される公務員試験独特の科目です。
高校では学習しない内容ですが、授業に少し関連した内容の問題もあります。
①数的推理
数的推理は、中学や高校で学んだ数学と関連した問題が出題されます。
具体的には、「場合の数」や「確率」、「方程式」、「速さ」の問題などです。
そのため、学生時代に数学が苦手だった人は苦戦する可能性が高いと言えます。
ただし、問題にもパターンがありますので、解き方を覚えてしまえば文系の人でもしっかり対応できるでしょう。
②判断推理
クイズやパズルのような問題形式で、ほぼ問題パターンが決まっており、それぞれの問題に対して解法パターンがあります。
出題数も多く、解き方を覚えれば正答することができるため、合格を勝ち取るうえでは必須の学習科目になります。それが重要科目といわれる所以です。
例えば「A~Dの4人が受けた試験の結果について、4人がそれぞれ以下のことを述べていますが、本当のことを言っているのは1人だけで後の3人はうそをついています。本当のことを言っているのは誰か。」というような問題です。うそつき問題とも呼ばれます。
このような問題の他に、順序や位置関係、トーナメントの結果を推理する問題もこの分野に含まれます。
判断推理は数的推理のように数学的知識が必要ンあわけではなく、謎解きゲームの感覚で楽しく解ける問題が多いので、得意だという方もいます。
③資料解釈
資料解釈はグラフや図表を見て、数値などを読み解く問題のことを言います。
図表やグラフが与えられ、その内容について用意された選択肢の中から正しい(or誤り)選択肢を選ぶ形式です。
資料をきちんと読み解けば答えられる問題がほとんどで、得点を獲得しやすい分野だと言えます。
出題数は平均1~2問ほどですが、国家一般職では3問、東京都庁、特別区では4問ほど出ている試験もあります。
しかし、「割合」など細かい計算が多く、1問解くのに時間がかかります。
正答が期待できるからと言って時間配分を考えずに解くと、資料解釈以外の分野に充てる時間が無くなってしまいます。
時間を意識して解けるように練習しましょう。
分野を理解したところで、次回は勉強方法の考え方についてご紹介します。
お楽しみに。
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